【LoR】Library Of Ruina面白いですね
前作CGのリファインは続編の嗜み。新作のアンジェラも綺麗ですね。
最近は5月15日に早期アクセス配信が開始された「Library Of Ruina」を遊んでいます。有能な司書兼館長のアンジェラと駄弁りながら、図書館に招待したゲストをもてなす図書館バトルシミュレーションゲームです。
ロボトミー社の内側に籠っていた前作「Lobotomy Corporation」と違って、今作では図書館がそびえ建つ巨大な都市のあちこちで起こる様々な事件を見守ったり事件を起こしたりするので、ここまで物騒な世界だったのねーと新鮮さを覚えながら楽しく遊んでます。
ちびキャラが細かく動くバトルシミュレーション
メインパートのバトルでは図書館に招待したゲスト相手にカードとサイコロで戦います。お互いのカードに記されたサイコロを振って相手より高い目が出れば勝ち。強いカードはサイコロも強いというシンプルさ。
サイコロで勝った後に与えられるダメージはカードの攻撃属性と相手の耐性に大きく左右されるので、強敵相手にメタを貼った構築で戦ったりも出来ます。
(この辺りはREDダメージのアブノーマリティ相手にRED耐性のEGOを付けて対応したりする前作を思い出して良いですね)
戦闘中もちびキャラが勝敗に応じて攻撃したり防御したりと細かく動くので見てるだけで楽しいですね。ストーリー中でも普段は明るいのに自分のことになると突然暗くなったりするマルクトも、バトル中は良い笑顔で斬りかかったりしてます。
また、バトルで負けてもゲームオーバーにならず、バトルで死んだ司書も復活してゲームを続けることが出来ます。なので初見の敵相手でもまずは一当てし、耐性を確認して最適なカードを揃えてから再戦も可能です。
なおこの復活はゲーム上の都合ではなくストーリー上でも実際に復活しているとのこと。前作でも似たような事象があったのを思い返せば厄ネタな予感。
図書館の外部、都市で起こる事件とそこで生きる人達の物語
今作は図書館から出られないアンジェラが外へ出て自由になるために、願いを叶えてくれる本を手に入れるのが目的。その本への手掛かりは都市に住むゲストが持っているため、ゲストを図書館に招く…というのが今作のあらすじ。
前作の物語は登場人物の思惑もありロボトミー社の内部で閉じ切っていましたが、今作ではゲストを招く都合上外部に目を向ける必要があります。
前作でも外は荒廃しているとアンジェラが話していましたが、実際の荒廃ぶりは予想以上。ただでさえ人間の価値にランク付けされ一山いくらで使い捨てられる世界なのに、近年は「美食家」や「ブレーメンの音楽隊」等物騒な集団が跋扈したり人間が突然怪物に変わる事件も頻発しているようで。…幾つかの事件にはロボトミー社が関わってそうなの目を瞑りましょう。
そんな世界でも逞しく生きる物騒な人間達の物語がストーリー中では垣間見えます。
アンジェラもロボトミー社の外には詳しくないので、今作の舞台になる都市事情などは召使いのローランが教えてくれます。 彼も成り行きでアンジェラと共に行動していますが、落ちこぼれの9級フィクサーの割には事情通にも見えますし、どのようにストーリーに関わってくるのでしょうか。
現在の図書館はまだ都市の一角の噂止まりですが、前作の「Lobotomy Corporation」でプレイヤーが操作する管理人も、初めは新入社員の雇われ店長みたいなものかと思っていたらとんでもない裏が隠されていたので、今作の物語もとんでもない事件に大発展しそうですね。
なにせアンジェラのやることですからね。信頼ができる。
今後はともかく、序盤はアンジェラが知らない都市が舞台なので前作知識が無くても遊べそう。終盤になると前作のように都市の上層部が関わってくるのかな? そちらはローランが知らなくてもアンジェラが詳しいので説明役が切り替わるだけになりそう。
今のところ前作ネタは知っていれば気づける程度の小ネタに紛れている感じですね。
A氏、言われてますよ。
現段階でも楽しく遊べるので今後のアップデートが楽しみ
現在は早期アクセス版の「Library Of Ruina」ですが、現段階でも楽しく遊べてますね。今後のアップデートプランを見るとプレイヤーのフィードバックを受けつつ周1ペースでストーリー更新、2020年の12月に正式リリースみたいです。
自分はUIに細かい不満があったりするので、その辺りが改善されると嬉しいですね。(ホドのフロア背景が重すぎるのでエフェクトを簡素にしてほしいとか、ターゲットの選択の円がもう少し大きくなってほしいとか…)
ストアページのスクショは韓国語ですけど、日本語字幕は完備されてるのでプレイするのに支障はありません。(枠をはみ出てることはたまにあるけど)
皆も購入して図書館を成長させ、アンジェラの願いを叶えてあげましょう。
(次回の記事)